EBS導入プロジェクトの生産性を高める構成管理

はじめに

昨今、ITシステム導入プロジェクトにおいて「構成管理」の重要性が再認識されています。
特に、苦労の果てにシステム稼働されたお客様にはその実感があるようです。
しかし、計画段階や実施段階にあるプロジェクトでは、あまり重視されていないという実態もあります。

「プログラムを作る」という点では、様々な取り組みにより数年前と比べて格段に生産性が向上しています。

・フレームワーク活用
・標準化
・パッケージ活用
・契約体系の見直し
・プロジェクトマネジメント、品質管理の強化

しかし、ITシステム導入プロジェクト(特に大規模プロジェクト)でのトラブルは、依然として多発しています。これはITの担う役割、複雑度、コストやスケジュールの制約増大など、様々な要因によります。

これらを解決する「魔法の杖」は、残念ながら見つかっていません。クラウドコンピューティングも改善に寄与しますが、解決手段にはなりえないでしょう。やはりITシステム導入は、プロジェクトメンバーの知恵と汗と熱意が重要です。

ですが、これらのトラブルを軽減させることはまだまだ可能です。余計な雑務にとらわれず、メンバーが自分の役割に注力出来るようにすることで、まだまだ生産性を向上させることが出来ます。

ここで、改めて注目されているのが「構成管理」です。

本稿では、OracleEBS導入プロジェクトにおける構成管理のノウハウを具体例とともにご提供します。
EBS以外のITシステム導入プロジェクトにも適用出来る箇所も多くありますのでご参考になればと思います。

>>第1回 構成管理の必要性

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